2月3日は節分です。節分とは文字通り季節の分かれ目。 節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式です。 宮中で節分に行われていた「追儺(ついな)」という鬼払いの儀式が広まったものです。
何日も前から鬼の形の豆バッグを作って準備してきました。自分の中の悪い鬼を退治すると張り切っていましたね。「泣き虫鬼」「好き嫌い鬼」など、みんな退治したい鬼はそれぞれあります。弱い自分を退治し強くなると意気込み今日を迎えました。
このご時世、感染対策バッチリのマスクをした鬼もやってきましたね。『鬼は外。福は内。』と元気よく豆まきをして頑張りました。勇気を出して鬼に立ち向かう子もたくさんいました。中には逃げ回ったり泣いてしまう子もいましたが、みんなで協力して鬼退治することができました。
豆まきの後は歳の数+1個の豆を食べるというのが通例ですが、最近は消費者庁より、小さな豆が気管に入り込んでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。さらには、豆が気管や気管支の中で水分を吸って膨らみ、窒息を引き起こす場合もあります。大変危険なので、5歳以下の子どもには食べさせないでください。というような通達などもあり、園では豆を食べることはないようにしています。ご家庭でも十分ご注意くださいね。